超音波検査(エコー検査)とは、超音波を対象物に当てて、その反射を映像化することで対象物の内部の状態を調査することのできる画像検査法の一つです。
超音波とは音の一種であり、通常、耳で聞こえる音(可聴音)より高い周波数の音のことをいいます。
音の高さは周波数で表され、可聴音の周波数は20ヘルツ(Hz)~20キロヘルツ(kHz)、超音波に用いる超音波の周波数はそれよりずっと高い1~30メガヘルツ(MHz)程度です。
非常に強い超音波は物質を破壊したり大きな熱を発生したりしますが、診断に用いる強さの超音波では生体に害がないとされています。